電通のベンチャーファンド、米国のソーシャルロボットベンチャーに3億7000万円出資

2015年8月6日 15:09

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ソーシャルロボット「Jibo」(電通の発表資料より)

ソーシャルロボット「Jibo」(電通の発表資料より)[写真拡大]

 電通が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」は6日、米国のソーシャルロボット開発のスタートアップ企業であるJibo, Inc.に約3.7億円を出資すると発表した。

 電通によると、Jibo社は、ソーシャルロボットのパイオニアとして知られるマサチューセッツ工科大学教授のシンシア・ブリジール博士が創業したソーシャルロボット「Jibo(ジーボ)」の開発・製造・販売を目指す企業。Jiboには音声・感情認識や自然言語処理、機械学習、感情表現ディスプレイや動作などの技術が採り入れられており、家庭内のメンバーと交友し信頼関係を築けるようにデザインされている。

 電通ベンチャーズは、Jiboが情報摂取のあり方を根本的に変える全く新しいタイプのメディアとして発展していき、スマートホームにおける起点インフラ、コミュニケーションのハブとしての機能も担っていく可能性があるとしている。

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