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SB、ファミマと提携しポイント優遇サービス開始
携帯電話会社がコンビニエンスストアと提携し、ポイントサービスの優遇により顧客の囲い込みをはかる動きが活発化している。先月6月もNTTドコモ<9437>がローソン<2651>と提携しポイントサービスの優遇を開始したが、22日、今度はソフトバンク<9984>がファミリーマート<8028>と提携し、8月4日よりポイントサービスの優遇を始めるとの発表を行った。
ファミリーマートでは通常、200円の買い物をした際に「Tポイント」が1ポイント付与されるが、ソフトバンクの発表によれば8月4日より、同社の携帯電話利用者がファミリーマートで「Tカード」を提示して買い物すると、通常の3倍の「Tポイント」が付与される。この優遇を受けるためには、ソフトバンク取扱店やインターネットを経由して事前登録しておく必要がある。なお、ソフトバンクのプリペイドカードを使って精算する場合には「Tポイント」が4倍になり、プリペイドカードで自動チャージ「おまかせチャージ」を利用している場合には、さらに通常の5倍の「Tポイント」が付与される。
今回のポイントサービスの優遇開始を発表するにあたってソフトバンクは、「ご満足いただけるサービスを企画・提案し続けることで、今後も日本で最も顧客価値の高い共通ポイントサービスを提供してまいります」としている。
通信収入が伸び悩んでいる携帯電話会社は、顧客の解約率を下げるために光回線サービスとのセット割の導入や、動画コンテンツの販売、セキュリティーサービスの拡充など、様々な施策を行っている。コンビニエンスストアとの提携によるポイントサービスの優遇も、そうした施策の1つである。6月にNTTドコモはローソンと提携しポイントサービスの優遇を開始したが、両社は今後、店舗運営や消費開発、販売促進などポイントサービス以外の面でも連携を拡大させていくとしている。今回、同様のポイントサービスの優遇を開始したソフトバンクとファミリーマートも同じような動きをみせる可能性はあり、今後ますます携帯電話会社とコンビニエンスストアの連携は強まっていきそうな気配だ。(編集担当:滝川幸平)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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