オリックス、長野県・八ヶ岳農園に農業法人を新設

2015年7月15日 21:35

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施設内部イメージ(写真:オリックス発表資料より)

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 オリックスは15日、長野県原村にある農業生産法人の本多園芸と共同で、農業法人「オリックス八ヶ岳農園」を4月10日に設立し、8月から長野県富士見町で水耕栽培事業を開始すると発表した。

 新会社のオリックス八ヶ岳高原は、長野県富士見町に本社を置く。出資比率はオリックスが97%、本多園芸が3%。

 オリックス八ヶ岳高原では、太陽光利用型の栽培施設を建設。8月から、無農薬でサラダほうれん草やルッコラなど葉物野菜の生産を開始する。栽培面積は合計で約1万3,392平方メートル。

 栽培施設では、水耕栽培を採用することで、栽培期間を短縮する。年間19回の収穫を行い、合計約430トンの出荷を計画し、一年を通じて、定価格、定品質、定時期、定量での販売ができるようにするという。

 生産された野菜は、オリックスグループのネットワークなどを活用し、主に首都圏や中部地方に向けて出荷する。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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