SDエンター Research Memo(6):エムシーツーを100%子会社化し連結決算に移行

2015年7月10日 17:54

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:54JST SDエンター Research Memo(6):エムシーツーを100%子会社化し連結決算に移行
■業績動向

(2) 2016年3月期見通し

SDエンターテイメント<4650>は2015年5月12日付で健康コーポレーションのグループ会社エムシーツーを100%子会社化したため、2016年3月期決算から連結決算に移行する。連結ベースの業績予想は売上高8,800百万円、営業利益460百万円、経常利益320百万円、当期利益280百万円となっている(前期比較はない)。なお、非連結ベースの業績予想は、売上高8,000百万円(前期比8.6%増)、営業利益400百万円(同23.9%増)、経常利益260百万円(同45.4%増)、当期利益250百万円(同12.4%減)としている。

セグメント別では、GAME事業の撤退は前期で完了したため、今期は新店効果と既存店増収率をどこまで伸ばすことができるかがポイントだ。新店については収益性重視の姿勢を崩しておらず、新規出店が伸びない可能性もあるが、それは肯定的に評価すべきと弊社では考えている。フィットネス事業は前述のようにRIZAPとのシナジー効果に注目だ。今期はRIZAP提携プログラムが、フィットネス事業の事業モデルを根幹から変えるものなのか、あるいは高成長をもたらすポテンシャルがあるのかを見極めるべきタイミングであると考えている。収益貢献については、具体化してくるのは下期からになる見通しなので過度な期待は禁物だ。ボウリングはシニア層の取り込みには成功しているが深夜帯の稼働率に課題が残っている。映画事業は、公開予定のラインアップが充実しており前期実績を上回る可能性は十分高いと考えられる。

新規連結のエムシーツーは、事業の約半分を占めていた健康コーポレーションの通販事業に関わるコールセンター業務が、健康コーポレーション本体に事業譲渡された。そのため現在のエムシーツーの事業はグループ外向けコールセンター事業、ソフトウェア開発、オフィス用品サプライの「カウネット」、訪問介護事業などだ。これらの収益規模は、売上高800百万円、営業利益60百万円という状況だ。エムシーツーのこれら事業の創業者は現SDエンターテイメント代表取締役社長 河野正(かわのただし)氏であり、同氏が古巣を再び直接指揮することで、エムシーツーがどのような成長を見せるか注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《HN》

関連記事