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TOKAIホールディングス 東電との提携、電力が大きな武器となる
*14:33JST TOKAIホールディングス---東電との提携、電力が大きな武器となる
TOKAIホールディングス<3167>は、家庭・法人向け電力販売における業務提携に向けた共同検討の開始について、東京電力<9501>と5月に基本合意した。来年4月からの家庭向けを含めた電力小売り全面自由化に向け、東電との提携をどう事業拡大につなげていくのか、鴇田社長兼CEOのインタビュー記事が掲載されている。
東電との提携合意に至った経緯については、TOKAIホールディングスから社長自ら、提携を持ちかけたようである。東電に限らず、営業エリアが重なる中部電力<9502>や新電力大手にも声を掛けたとしている。「TLC(トータルライフコンシェルジュ)」を標榜し、多様な住生活関連インフラを提供している同社にない唯一の商材が電力だった。電力会社にとっては、同社の営業力が役に立つはずだと提携のメリットを伝えた。
そして、東電が同社と組む気になったのは、(電力周波数の境界線である)富士川以東の東電管内に同社の約160万件の顧客がいること。また、同社はLPガスや都市ガスだけでなく、インターネットやCATV、宅配水等も手掛けている。これが、ガス専業との連携とは異なる、多様な組み方への期待が合意につながった。
同社は電力を新たにパッケージとして売る考えである。自社ブランドで売りたいと考えており、宅配水事業のイメージキャラクターである「ドラえもん」を活用する可能性もある。供給する電気は、サポーテッド・バイ・TEPCO という形だ。
また、東電の顧客基盤が膨大な分、同社にとっては攻める余地が大きいとみている。関東のLPガスだけで700万件の利用者があるが、同社の顧客は50万件程度。電気は家庭の100%が契約しているが、この電力が大きな武器となる。なお、提携効果はまだ中期計画にも入れていないが、自由化後の拡大目標としては、少なくとも年間の純増ペースを10万件以上にしたい考えであるという。《SF》
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