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いったんは達成感、マザーズの出遅れへ資金シフトも/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;20922.00;+112.58TOPIX;1683.53;+7.13
[後場の投資戦略]
日経平均はあっさりと、2000年のITバブル高値(20833.21円)を上回ってきた。日経平均は連日でギャップ・アップからの強い動きをみせており、ショートカバーの流れが強まっているようである。また、日本取引所グループは「東証マザーズ指数」の先物取引を2016年半ばに始めると報じられている。先物上場となれば流動性が高まるほか、裁定取引等に向け、今後は現物株を積み上げる動きなども意識されてくるため、マザーズ銘柄に関心が集まっている。
日経平均は、いったんはITバブル高値を超えたことで、利益確定の売りが出やすい面はありそうだ。急ピッチの上昇に対する過熱感も意識されやすいだろう。ただし、ここまではショートカバー中心で達成感はないと考えられる。過熱感を意識しつつも物色意欲は強いため、相対的に出遅れているセクターや銘柄に資金が向かいやすい。マザーズ銘柄についても、時価総額上位から次第に出遅れている銘柄に資金が集中しやすいだろう。(村瀬智一)《NH》
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