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ティア Research Memo(1):葬儀費用の完全開示と適正化で、顧客支持を拡大させる
*17:30JST ティア Research Memo(1):葬儀費用の完全開示と適正化で、顧客支持を拡大させる
ティア<2485>は、名古屋を地盤に葬儀会館「ティア」を運営する。「葬儀費用の完全開示」「適正な葬儀費用」を業界に先駆けて提唱し、顧客の支持を拡大してきた。2015年3月末時点で直営とFC含めて77店舗を中部、関西、首都圏エリアで展開している。
5月11日に発表された2015年9月期第2四半期累計(2014年10月−2015年3月期)の業績は、売上高が前年同期比7.6%増の5,243百万円、経常利益が同20.9%増の701百万円となり、期初計画をいずれも上回った。葬儀単価が低下したものの、葬儀件数が前年同期比11.9%増と想定以上に増加したことに加えて、原価低減効果が寄与した。件数の増加は、葬儀会館でのイベント回数を増やすなど、広告宣伝を強化した効果が出たものと考えられる。なお、新規出店は直営2店舗、FC2店舗となっている。
2015年9月期は売上高が前期比5.0%増の10,000百万円、経常利益が同5.9%増の980百万円と期初会社計画を据え置いている。下期の葬儀単価の動向が不透明なためだが、2015年9月期第3四半期(2015年4月−6月期)も葬儀件数は想定を上回るペースで推移しており、業績の上振れ余地はあると弊社ではみている。下期も引き続き、直営2店舗、FC1店舗の出店を計画している。
中長期的な経営目標としては、店舗数で200店舗、売上高16,500百万円を掲げている。出店施策としては、中部地区では小規模会館を中心にサテライト出店を進め、関東圏では現在の直営2店舗から20店舗体制まで拡大していく予定。また、FC展開に関しては太平洋ベルトラインを最重点開発エリアと位置付け、新規加盟企業も増やしながら出店を拡大していく方針だ。葬儀需要は2040年頃まで安定成長が続くとみられており、同社は今後も多店舗展開によって、業界平均を上回る成長を続けていくものと予想される。
■Check Point
・半期ベースで過去最高業績を連続で更新
・今後も積極的な出店戦略を継続、M&Aも選択肢として視野に
・利益見通しは保守的、葬儀件数の積み上げで上振れする公算が大きい
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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