パイオニア、音程を変えず1.5/0.8倍速で動画再生できるBDプレーヤーを発売

2015年6月17日 14:14

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上から「BDP-180ーK(ブラック)」、「BDP-180-S(シルバー)」、「BDP-3140-K(ブラック)」、「BDP-3140-W(シルバー)」、「DV-2030(ブラック)」(写真:オンキヨー&パイオニア発表資料より)

上から「BDP-180ーK(ブラック)」、「BDP-180-S(シルバー)」、「BDP-3140-K(ブラック)」、「BDP-3140-W(シルバー)」、「DV-2030(ブラック)」(写真:オンキヨー&パイオニア発表資料より)[写真拡大]

 オンキヨー&パイオニアは16日、「音声付き早見/遅見再生」機能を搭載し、ハイレゾ音源などを再生できるPioneerブランドのBDプレーヤー「BDP-180」「BDP-3140」と、充実した再生機能を持つ薄型コンパクトDVDプレーヤー「DV-2030」を発売すると発表した。各製品とも価格はオープンプライス。発売時期は「BDP-3140」が6月下旬、「BDP-180」と「DV-2030」は7月下旬。

 BDプレーヤーの2機種の主な特徴は、音程を変えずに音声を聞きながら1.5倍速/0.8倍速の動画再生が可能な「音声付き早見/遅見再生」機能の搭載である。これにより映画やドラマを短時間で見ることや再生速度を落として語学やダンスの練習などに便利に使用できる。

 また、シーンの見逃しや少し先を見たい時に便利な「10秒戻し」「30秒送り」機能や本体に記憶させたシーンから続きを再生できる「つづき見再生」機能も搭載する。さらに、ハイレゾ音源(WAV、FLAC)などのファイルフォーマットの再生に対応する。

 「BDP-180」のみの特徴は、4K/24p対応のテレビと接続して4K画質で映画などのコンテンツやYouTube動画をテレビで楽しめる「YouTube Send to TV」、およびスマートフォンの画面をそのままテレビにワイヤレスで映し出せる「Miracast」に対応していることである。

 DVDプレーヤーの主な特徴は、市販のCD/DVDの再生に加え、地上デジタル放送やBSデジタル放送などの著作権保護技術CPRMに対応し、「ダビング10」や「1回だけ録画可能」の番組を記録したDVDの再生が可能なこと。また、デジタルカメラなどで撮影したJPEGファイルやMP3音楽ファイルの表示・再生。およびJPEGファイルとMP3音楽ファイルをDVD-Rなどに保存し同機で再生すれば、テレビで音楽付きスライドショーが楽しめるなどである。

 カラーは、「BDP-3140」がブラックとホワイト、「BDP-180」がブラックとシルバー、「DV-2030」がブラックのみ。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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