関連記事
AOI Pro. Research Memo(5):5期連続の増収、着実に利益水準も改善
記事提供元:フィスコ
*16:09JST AOI Pro. Research Memo(5):5期連続の増収、着実に利益水準も改善
■決算概要
(1)過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、リーマンショックに伴う景気後退の影響により業績の落ち込みがあったものの、2010年3月期をボトムとしてV字回復を果たし、2015年3月期まで5期連続の増収を継続している。その間、AOI Pro.<9607>の業績をけん引したのは、同社単体による国内のテレビCM制作と、連結子会社によるデジタル関連や海外事業がバランスよく伸長したことによる。また、デジタル分野や海外展開など新たなビジネスへの展開が、主力のテレビCM制作との相乗効果を生み出したことも業績拡大につながったと考えられる。
利益面でも、増収に伴って利益水準も改善してきた。2012年3月期から2013年3月期にかけて営業利益の伸びが踊り場となったのは、新規事業の立ち上げや人員増など先行投資的な費用負担によるものである。ただし、2014年3月期以降は、大幅な増収効果と先行費用の一巡から再び増益基調となっている。
財務面では、財務基盤の安全性を示す自己資本比率は40〜50%台で安定的に推移していることや、短期の支払い能力を示す流動比率が172.92%と高い水準であることから、財務の健全性に懸念はない。また、収益性を示す自己資本当期純利益率(ROE)は、営業利益率の上昇とともに改善してきたが、2015年3月期は一時的な要因に伴う税額減少もあり、11.3%と、2014年3月期の6.5%と比較し、4.8ポイント上昇した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》
スポンサードリンク

