ドコモとタカラトミー、人と対話できる玩具「OHaNAS」を共同で開発

2015年6月4日 17:17

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自然対話プラットフォームとそれを利用した「OHaNAS」のイメージ(写真:ドコモ発表資料より)

自然対話プラットフォームとそれを利用した「OHaNAS」のイメージ(写真:ドコモ発表資料より)[写真拡大]

 ドコモは4日、タカラトミーと共同で次世代コミュニケーショントイ「OHaNAS(オハナス)」を開発したと発表した。タカラトミーが今秋発売する予定。

 同社によると、「OHaNAS」はドコモの「しゃべってコンシェル」の技術を応用したパートナー企業向けプラットフォーム「自然対話プラットフォーム」を初めて採用した商品。同プラットフォームとスマートフォンが連携することで、利用者が「OHaNAS」と自然な会話を楽しめるという。

 同プラットフォームは、話しかけるだけで情報を調べて教えてくれる「しゃべってコンシェル」の技術に加えて、同音異義語などの日本語の多様な表現でも、前後の文脈などから文章を読み取り、最適な会話ができる「文章正規化機能」や、ニュース・天気といった情報を取得し、話しかけた時点でリアルタイムな情報を反映した会話ができる「外部コンテンツ連携機能」などを含む、4つの新たな機能を組み合せたプラットフォームである。

 ドコモは、今後も自動車や家電などとのコミュニケーションを「自然対話プラットフォーム」で推進していく方針という。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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