アジュバン Research Memo(10):非正規流通対策費用などで16/3期は増収減益を予想

2015年6月2日 16:52

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記事提供元:フィスコ


*16:52JST アジュバン Research Memo(10):非正規流通対策費用などで16/3期は増収減益を予想
■業績見通しと財務分析

(1) 2016年3月期の業績見通し

中期経営計画の項目でも見たように、アジュバンコスメジャパン<4929>は2016年3月期について、売上高4,787百万円(前期比6.3%増)、営業利益673百万円(同8.3%減)、経常利益753百万円(同0.7%減)、当期利益410百万円(同8.7倍)を予想している。

売上高の製品別内訳を見ると、スキンケアは前期比4.6%(90百万円)の減収を予想している。これは、非正規流通対策の一環で、一部の代理店・サロンとの契約解除の可能性を織り込んでいるためと弊社では推測している。同様のことはヘアケア剤にも当てはまるが、ヘアケア剤は非正規流通の対策の結果サロンに客が戻るペースがスキンケアよりも速いと想定していると思われる。前期に大きく伸長したボディケア(「その他」に含まれる)は日焼け止めなどラインアップ拡充で引き続き成長が続くとみている。

利益面では営業減益が予想されているが、非正規流通対策費用、新卒増加による人員増、研究所設置関連費用などが販管費を押し上げると想定しているためだ。会社予想ベースの売上高販管費比率は、50.5%と予想されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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