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富士通とサウジの国立大が気象学などで新システム
富士通とサウジアラビアのキング・アブドゥルアズィーズ大学(KAU)は1日、KAUにおいて富士通のハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)を活用した気象学、ナノテクノロジーなど幅広い新システムを稼働させた。
新システムは、サウジアラビアで進められている気象学、気候モデリング、エンジニアリング、ナノテクノロジー、航空学、ゲノム研究、生命情報学、リアルタイム画像解析、海水の淡水化研究、産業別の数値シミュレーションなどの研究を強力に支援する。KAUは他国の研究機関や大学、政府機関、企業などと連携していく。
このシステムは、富士通の「FUJITSU Server PRIMERGY (フジツウ サーバ プライマジー)」によるクラスタと、ストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS(フジツウ ストレージ エターナス)」などで構成されている。
サウジアラビア最大の大学であるKAUは、このシステムを活用した研究の第一弾として、砂嵐などサウジアラビア特有の気象モデリングや、海水の淡水化を目指すナノテクノロジー開発に向けた研究を開始する。
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