サントリー、新価値創出に向け研究開発拠点を集約

2015年5月28日 10:31

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サントリー ワールド リサーチセンター外観(サントリー発表資料より)

サントリー ワールド リサーチセンター外観(サントリー発表資料より)[写真拡大]

 サントリーは27日、基盤研究と技術開発の機能を集約した研究開発拠点「サントリー ワールド リサーチセンター」を、京都府精華町の「けいはんな学研都市」に竣工した。

 世界的な研究機関が集積する「けいはんな学研都市」に、3カ所あったサントリーグループの拠点が集約された。新センターで、「健康科学」「微生物科学」「植物科学」「水科学」「環境緑化」などの領域での研究開発をけん引していくとしている。

 新センターの主な特徴は、「研究者同士の知の交流を促す内部設計」と「外部との知の交流を促すオープンな空間」、および「環境に配慮した最新設備」を設けたこと。分野の異なる研究者同士がコミュニケーションを図りながら研究を行える「共用実験室」を設置した。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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