ティーガイア Research Memo(3):movino starサービスの契約回線数は順調に拡大

2015年5月25日 17:35

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記事提供元:フィスコ


*17:35JST ティーガイア Research Memo(3):movino starサービスの契約回線数は順調に拡大
■事業概要

(2)ソリューション事業

ティーガイア<3738>のソリューション事業には、法人向けの携帯電話の販売や端末・回線管理サービス等のソリューションサービス、法人・個人に対するFTTH等の光回線サービスの取次事業、2014年3月に子会社化した日本ワムネット(株)のクラウドを活用した大容量データ伝送サービスが含まれる。

このうち携帯電話販売に関してはモバイル事業とほぼ同様のビジネスモデルとなる。また、端末・回線管理サービスとは、携帯電話やスマートフォンやタブレット端末、固定回線等、法人顧客で利用する様々な通信に関わる利用状況の管理、料金の精算、支払い代行業務などを、同社が提供するASP「movino star(モビーノスター)」で一括して実施するサービスとなる。2015年3月時点での契約回線数は39.5万回線と順調に拡大している。

その他にも、通信デバイスの設定環境・情報の統合管理から盗難・紛失時の対応などセキュリティ対策に関わるMDM(Mobile Device Management)サービスや、キッティングサービス(購入後すぐに端末を使用できるよう、あらかじめ設定作業をするサービス)、ヘルプデスクやセキュリティデスクサービス、movino starサービスも含めたトータルパッケージサービス「T-GAIA Smart SUPPORT」も提供している。

一方、日本ワムネットは、企業が利用する大容量データなどを安全に社内外に伝送、共有、保管するクラウド型サービスを展開している。このうち主力サービスである「GigaCC」は、2013年度の物理ストレージ型オンラインファイル共有市場で販売シェアトップとなった。同サービスは、企業間でのファイル送受信、共有を安全・確実に行うことができるツールとして国内の中堅・大企業を中心に採用が拡大している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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