明光ネット Research Memo(1):売上高・営業利益・経常利益・四半期純利益とも過去最高

2015年5月11日 16:36

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記事提供元:フィスコ


*16:37JST 明光ネット Research Memo(1):売上高・営業利益・経常利益・四半期純利益とも過去最高

2015年4月10日付で発表された2015年8月期の第2四半期累計(2014年9月−2015年2月)

の連結業績は、売上高が前年同期比19.5%増の9,368百万円、営業利益が同6.5%増の

2,117百万円と半期ベースで過去最高を更新、利益ベースでは2年ぶりの増益に転じ

た。2015年8月期より明光義塾最大のフランチャイジーである(株)MAXISエデュケーシ

ョン(以下MAXIS)を子会社化しており、売上高で1,639百万円、営業利益で267百万

円の上乗せ要因となっている。また、期初計画比で営業利益は387百万円上回った

が、このうち半分は保守的に見積もっていたMAXIS分の上乗せによるものとなってい

る。

2015年8月期の連結業績は、売上高が前期比24.8%増の19,420百万円、営業利益が同

2.5%増の3,500百万円と期初計画を据え置いている。個別指導学習塾市場の競争激化

は続いており、明光FC事業においてはまだ本格回復には至っていないとみているため

だ。このため、2015年8月期は、新規開設と同時にFC教室の立て直しを進めていく。

明光ネットワークジャパン<4668>が2015年8月期に入って実施した直営、FC事業部統

合による組織の活性化、カスタマーサポートセンターの新設、新情報システムの導入

による教室運営の効率化などの効果が徐々に出てくれば、業績の上積みも期待され

る。

一方、新規事業として早稲田アカデミー個別進学館、明光サッカースクール、明光キ

ッズを展開しているが、なかでも学童保育に関してはニーズが強く、明光キッズは今

後の成長が期待される事業となる。実際、2015年春に3スクールを新規開設したが、

おおむね入会数は順調に推移しており、今後もスクール数の拡大を積極的に進めてい

く方針となっている。また、新たに子会社化した外国人向け日本語学校事業を行う早

稲田EDUも好調に推移している。

同社は株主還元に積極的な企業として評価できる。2015年8月期の配当金は前期比2円

増配の34.00円(配当性向41.5%)を予定しており、配当性向では段階的に50%程度ま

で引き上げる方針を打ち出している。また、株主優待制度も導入済み。8月31日時点

で100株以上保有の株主に対して一律3,000円相当のQUOカードを贈呈する。2015年4月

17日時点の株価(1,434円)を基準にした単元当たり総投資利回りは4%台となり、上

場企業平均の平均配当利回り約1.5%を大きく超える水準となっている。

■Check Point


・半期ベースでは過去最高業績、利益ベースでは2年ぶりの増益に


・財務基盤は引き続き良好な状況を維持


・着実な収益拡大と配当成長に期待

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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