東芝が映す需給影響、好業績銘柄への利益確定も/後場の投資戦略

2015年5月11日 12:18

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19624.51;+245.32TOPIX;1603.57;+15.81

[後場の投資戦略]

 日経平均は25日線目前の水準でのこう着をみせている。米株高を好感して19600円を回復して始まったが、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>など、寄り付き近辺が高値となり、短期筋の回転が利きづらい。4月23日以来の年初来高値を更新して始まった三菱UFJ<8306>は、その後マイナスに転じており、利益確定も出やすい水準のようである。15年3月期の業績予想を取り下げるほか、期末配当を見送ると発表した東芝<6502>がストップ安。大幅減資観測が伝えられたシャープ<6753>も一時ストップ安をつけており、需給懸念なども上値の重石になっているようである。
 日経平均は5日線と25日線辺りでのもち合いが続きそうである。大引け後に決算発表が予定されているソフトバンクの動向が注目されよう。そのほか、トヨタ自の決算反応が鈍い一方で、東芝がストップ安になるなど、マイナス要因には強い反応をみせている。需給不安が好業績銘柄への利益確定に向かわせてくる可能性も意識しておく必要がありそうだ。(村瀬智一)《FA》

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