NY株式:ダウは267ドル高、雇用市場の回復を好感

2015年5月9日 07:51

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記事提供元:フィスコ


*07:51JST NY株式:ダウは267ドル高、雇用市場の回復を好感
8日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は267.05ドル高の18191.11、ナスダックは58.00ポイント高の5003.55で取引を終了した。4月雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想にほぼ一致する22万3千人増となり、失業率は5.4%へと低下するなど雇用市場の回復を示したことが好感された。また、早期利上げを警戒させるほど強い数値ではないとする向きが多く、終日堅調推移となった。セクター別では全面高となり、医薬品・バイオテクノロジーやテクノロジー・ハード・機器の上昇が目立った。

種子メーカーのモンサント(MON)によるスイスのシンジェンタ(SYT)の買収提案が拒否されたことで、両社ともに上昇。ウェブサービスのAOL(AOL)は、決算内容が好感され、堅調推移。医薬品のバイオジェン・アイデック (BIIB)は、最大50億ドルの新たな自社株買いを発表して急上昇。一方で、半導体のエヌビディア(NVDA)は予想を上回る決算を発表したものの、慎重な売上高見通しを示したことで売られた。

来週11日は、ユーロ圏財務相会合が開催される。7月の国債償還が近づいてきたことや銀行の資金繰りが悪化しているため、ギリシャとEU各国が合意に至らない場合、同問題への懸念が拡大する恐れがある。

Horiko Capital Management LLC《TM》

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