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ヒマラヤ Research Memo(6):適時適量仕入とプロパー販売強化により通期業績は増収増益を見込む
*16:55JST ヒマラヤ Research Memo(6):適時適量仕入とプロパー販売強化により通期業績は増収増益を見込む
■決算動向
(4)2015年8月期の業績見通し
ヒマラヤ<7514>の2015年8月期の業績見通しについては、売上高が前期比6.7%増の73,700百万円、営業利益が同13.7%増の2,410百万円、経常利益が同10.9%増の2,455百万円、当期純利益が同24.8%増の1,165百万円と期初計画を据え置いている。
通期の売上総利益率に関しては、前期比1.1ポイント上昇の37.8%と前々期並みの水準まで回復する見通し。引き続き適時適量仕入・在庫コントロールを推進していくほか、プロパー販売力の強化やPB商品の販売強化によって総利益率の向上を進めていく。
プロパー販売力の強化に関しては、新発売商品から対象商品を明確化し、発売前の段階から販促計画や店員への商品教育、売り場演出など入念な準備を行ったうえで、新製品発売直後での販売量の最大化を実現していく。
また、PB商品比率は、ヒマラヤが前期の13.4%から15.0%程度へ、B&Dが4.2%から8.0%へ引き上げていく方針だが、販売状況と収益性を見ながら、段階的に着実に比率を上げていきたい考えだ。将来的にはヒマラヤで20%程度、B&Dで10%程度の水準までは引き上げが可能とみられ、売上構成比上昇による総利益率の改善余地は大きいと言える。
一方、B&Dに関してはサッカー用品市場の低調が続いているため、下期も業績的に大きな改善が見込めないものの、共通ポイント「Ponta」導入以降は効果的な販促施策を打てるようになってきているほか、店舗ごとに地域特性に合わせた商品戦略を打ち出すことで、今後の売上増につなげていく戦略だ。
○商品別売上高見通し
通期の商品別売上見通しは、一般スポーツが前期比5.5%増と堅調な推移を見込んでいるほか、ゴルフ、アウトドア用品に関してはそれぞれ2ケタ成長を見込んでいる。ゴルフ用品に関しては、ゴルフクラブの競争激化が続くものの、新規出店などによるゴルフ用品売り場の拡大や、女性用ウェアや雑貨類などの商品を拡充していくことで、売上増を図っていく。一方、アウトドア用品に関しては、引き続きタウンユースも含めた衣料・雑貨関連の需要拡大を見込んでいる。
○月次動向
3月のヒマラヤの月次売上動向は、消費増税の駆け込み需要の反動もあって、既存店※、全店ともに15%前後の減少となった。ただ、4月以降はその影響も一巡すること、また、賃金所得も上昇していることなどから、堅調な推移が見込まれる。特に前年は冷夏や天候不順の影響で夏場の販売状況が厳しかったこともあり、天候状況が平年並みで推移すれば第2四半期までの未達分を下半期に挽回できる可能性はある。
※同社が定義する既存店とは、開店後13ヶ月を経過した店舗のこと。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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