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「痩せすぎモデル締め出し」は、ダイエットブームの歯止めになるのか?

2015年4月13日 10:52

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記事提供元:エコノミックニュース

 女性たちの「痩せ志向」に、歯止めがかかるきっかけとなるか。フランス下院は4月3日、肥満度を示す体格指数(BMI)が一定のレベルを下回るモデルを雇用した事務所などに、日本円で最大980万円の罰金や、6ヶ月以下の禁錮刑を課す法案を可決した。極端に痩せたモデルを理想としてダイエットを繰り返し、摂食障害に陥る少女たちが増えているとの危機感からだ。

 「一定のレベル」とはどのくらいか。FNNニュース(2015年4月6日)によると、モデルたちはBMIが「低体重」とみなされる「18」を下回ってはならないという。海外のファッションショーで見かけるモデルの身長「177~179センチ」の場合、体重は「57~58キロ」以上、必要になる。それ以下は低体重でアウトだ。

 実際のモデルたちは、これよりはるかに痩せている。身長が180センチ近くても、体重は40キロ台というケースもざらだ。日本でも今年1月、人気モデル「菜々緒」の低体重が話題になった。彼女は身長172センチだが、インスタグラムにアップした体重計の数字は「46キロ」。BMIは15.5で、フランス下院の法案では「アウト」な低体重である。彼女のような体型のモデルは、日本のファッション界隈では珍しくない。

 こうした“理想像”を反映してか、政府の「平成25年国民健康・栄養調査」では、20代女性の5人に1人がBMI18.5を下回る「痩せ」だった。最近では、太めのモデルを起用したファッション誌『ラ・ファーファ』が人気を集め、「ぽちゃ子」「マシュマロ女子」といったキーワードも注目されている。しかし、依然としてメインは痩せすぎのモデルたちだ。

 そもそも今回、フランス下院が可決した法案では、「BMI 18」以上の体型であればよいことになっている。BMI18.2や、18.3でもよいのであれば、標準体重から10キロ以上痩せていることに変わりはない。フランスの法案は、モデル事務所やファッション業界との兼ね合いで、ギリギリの線を探ったのかもしれない。これまでも、スペイン、イタリアのファッションショーで「痩せすぎモデル締め出し」が行われてきた。12年には『VOGUE』が「今後、摂食障害を抱えたモデルや、16歳未満のモデルを起用しない」ことを決定している。世界的には「健康美」を目指そうとの流れもあるが、ファッション業界、モデル事務所、広告業界などがどう動くか、注視していく必要がある。(編集担当:北条かや)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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