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9日の香港市場概況:香港ハンセン指数は続伸、本土マネーの流入期待が持続
*18:07JST 9日の香港市場概況:香港ハンセン指数は続伸、本土マネーの流入期待が持続
9日の香港市場は連日で急騰。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比707.53ポイント(2.70%)高の26944.39ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が351.78ポイント(2.63%)高の13748.37ポイントと、そろって5日続伸した。ハンセンは、およそ7年ぶりの高値水準を切り上げる。売買代金は2915億2900万香港ドル(約4兆5200億円)に膨らみ、前日に記録した過去最高を17%更新した(8日は2500億3200万香港ドル)。
前日までの好地合いを継ぐ。資金流入の期待が一段と強まっている。香港ドルの対米ドル為替レートが、前日に続き許容変動幅の上限(1米ドル=7.75香港ドル)近辺で推移しているため。市場関係者の間では、「域外のホットマネー流入が加速している」との見方が広がっている。また、本土マネーの流入期待も続く。上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)スキームを利用した本土からの投資額は、後場の途中に1日当たりの利用限度枠(105億人民元)を使い切った。前日は昨年11月の取引解禁以来、初めて上限に到達している。ただ、指数は窓を空けて寄り付き、28000ポイントを伺うところまで上昇したが(高値は27922ポイント)、その後はやや失速している。
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(992/HK)が9.1%高、取引所を運営する香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が8.9%高、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が6.9%高と上げが目立っている。香港交易所株は上場来高値を連日で更新した。中国蒙牛乳業に関しては、2016年開業予定の上海ディズニーリゾートと乳製品の供給契約を結んだことが材料視されている。両社株はそろって上場来の高値を付けた。
本土と香港で重複上場するA/H格差の大きい銘柄群も物色された。フロートガラス中国最大手の洛陽玻璃(洛陽ガラス:1108/HK)が14.5%高、自動車部品の浙江世宝(1057/HK)が12.6%高、変圧器メーカー大手の東北電気発展(42/HK)が9.0%高で引けた。
インフラ関連株も買われた。交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が6.2%高、鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が4.7%高、同業の中国中鉄(390/HK)が3.4%高、建機大手の中聯重科(1157/HK)が3.9%高とそろって続伸した。中国の鉄道車両メーカーで双璧を成す中国南車(1766/HK)と中国北車(6199/HK)もそれぞれ5.1%高、4.4%高と買いが続いている。両社の合併計画に関し、中国商務部反トラスト局の審査を通過し、中国証券監督管理委員会の承認も得たことも引き続き材料視されている。
【亜州IR】《KO》
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