関連記事
SBSHD Research Memo(3):売上高は過去最高を更新、営業利益は減益も要因は明確
*17:22JST SBSHD Research Memo(3):売上高は過去最高を更新、営業利益は減益も要因は明確
■業績動向
(1)2014年12月期連結業績
SBSホールディングス<2384>の2014年12月期の連結業績は、売上高が前期比7.1%増の141,535百万円と伸長した一方で、営業利益は同0.4%減の4,123百万円と3期ぶりの減益に転じ、会社計画も下回る格好となった。売上高に関しては、国内物流事業が堅調に推移したことに加えて、2014年7月に子会社化したTranspoleの売上高が3ヶ月分(2014年7月-9月期:約3,400百万円)寄与したことが上振れ要因となった。一方で、利益が計画を下回ったのはM&A費用やのれん償却費の計上に加えて、CD・DVD物流事業の利益が想定以上の市場縮小により、500百万円程度計画を下振れたことが要因だ。事業セグメント別の動向は以下のとおり。
○物流事業
物流事業の売上高は前期比7.5%増の129,884百万円、営業利益は同33.2%増の1,624百万円となった。大手百貨店や食肉加工メーカーなど新規顧客の開拓が順調に進んだことで、3PL事業が前期比5.2%増と順調に拡大したことに加えて、前述したTranspoleの売上貢献が増収要因となった。一方、利益面では庸車費や作業費の上昇、M&A費用(200百万円)の計上などのコストアップ要因があったものの、運賃や料金の適正化を進めた効果でカバーし、2ケタ増益となった。なお、Transpoleの営業利益は75百万円、のれん償却費は110百万円であった。
○不動産事業
不動産事業の売上高は前期比8.1%減の5,103百万円、営業利益は同7.5%減の2,359百万円となった。このうち開発事業は前期に51%を売却した京都府京田辺市の物流施設の残り49%を売却したことで、売上高が前期比2.2%減の2,818百万円、営業利益が同4.1%増の1,240百万円となった。一方、賃貸事業は同物流施設売却による賃料収入の減少を主因として、売上高が前期比14.5%減の2,285百万円、営業利益が同17.6%減の1,119百万円となり、同セグメントの減収減益要因となった。
○その他事業
その他事業の売上高は前期比11.6%増の6,548百万円、営業利益は同70.4%増の344百万円となった。人材事業、マーケティング事業、環境事業などいずれも堅調に推移したが、なかでも人材事業は人手不足の市場環境において旺盛な需要が続き、同セグメントのけん引役となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
スポンサードリンク

