凸版印刷、オリジナル4K映像コンテンツ提供開始

2015年3月19日 16:43

印刷

(左)角館武家屋敷周辺のしだれ(右)桜山形蔵王のこけし職人(凸版印刷の発表資料より)

(左)角館武家屋敷周辺のしだれ(右)桜山形蔵王のこけし職人(凸版印刷の発表資料より)[写真拡大]

  • (左)大阪の夏の風物詩「天神祭」(右)「アル・ケッチァーノ」奥田政行シェフと庄内鶴岡の畑 オリジナル高品質4K映像コンテンツより、「Meet Japan!」シリーズのサンプル(凸版印刷の発表資料より)

 凸版印刷は、日本の魅力を伝えるオリジナル高品質4K映像コンテンツの提供を4月から開始する。

 最新鋭の4K用撮影機材を駆使して、日本各地の季節感あふれる風景や日本文化、地域の魅力が伝わる風物などを撮影・制作した1万ショットを超えるオリジナル高品質4K映像コンテンツを提供するとともに、4Kデジタルサイネージなどのシステム設計・機材手配、上映支援までをトータルソリューションとして提案する。

 また、印刷テクノロジーを活用することにより、高品質4K映像コンテンツから印刷物に適した高解像度の画像データを、静止画として切り出すことも可能にした。PCやスマートフォン、タブレット、電子書籍端末などのデジタルデバイス向けコンテンツから、紙媒体の印刷物まで、印刷テクノロジーを活かした高精細デジタルデータのハンドリング技術により、コンテンツごとの最適化を図る。

 凸版印刷は、官公庁や自治体、地域や企業での活用に向け提案していく。2018年までに関連受注を含め約10億円の売上を目指す。

関連記事