伊藤忠エネクス Research Memo(12):安定配当と成長のための内部留保を両立させる方針

2015年3月18日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:27JST 伊藤忠エネクス Research Memo(12):安定配当と成長のための内部留保を両立させる方針

■株主還元

伊藤忠エネクス<8133>は株主還元について、配当によることを基本としている。成長投資のための内部留保と株主に対する継続的かつ安定的な配当を両立させることを基本方針としながらも、連結配当性向30%以上を配当の指針として掲げている。

30%の配当性向は「指針」であって「公約」ではない。しかし、過去の配当の実績を見ると、同社の安定配当に対するこだわりと株主重視の姿勢が伝わってくる。2014年3月期に引き続き2015年3月期も1株当たり利益が高い水準であるため、配当性向30%の指針を遵守するため、2円増配の22円配が予定されている。2016年3月期以降も電力事業やカーライフ事業など、緩やかながらも収益の拡大が期待されるなか、配当性向30%という指針が増配の期待を高めるという、ポジティブスパイラルの状況に入ってきたと言えよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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