カゴメ、セネガルでトマト栽培・加工事業の準備調査を開始

2015年3月6日 14:59

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セネガルにおけるトマト栽培の様子(カゴメの発表資料より)

セネガルにおけるトマト栽培の様子(カゴメの発表資料より)[写真拡大]

  • 西アフリカ地図(カゴメの発表資料より)

 カゴメは6日、三井物産と共同で、セネガルにおけるトマト栽培・加工事業準備調査にあたり、国際協力機構(JICA)の「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」に応募し、採択されたと発表した。

 「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」とは開発途上国でのBOPビジネスを計画している本邦法人からの提案に基づき、採択された提案に対して、ビジネスモデルの開発、事業計画の策定、並びにJICA事業との連携可能性の検討に必要な調査費用のうち1件あたり5,000万円を上限(調査期間:最大3年間)として、JICAが支援するもので、2010年より実施されている。

 今回、カゴメはこれまでに培ったトマト事業に関する知見・技術・ノウハウを活用することで、セネガルでの農業生産性を上げ、市場競争力のあるトマト加工品を生産する。さらに、同国でのトマト加工事業を発展させることで、農家の収入を増加・安定させ、食料自給率の向上と、貧困削減に寄与できると考えているとしている。

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