ソルクシーズ Research Memo(7):中期計画の見直し実施、16/12期以降も2ケタ増益を目指す

2015年3月4日 16:51

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記事提供元:フィスコ


*16:51JST ソルクシーズ Research Memo(7):中期計画の見直し実施、16/12期以降も2ケタ増益を目指す

■今後の見通し

(2)中期計画

ソルクシーズ<4284>は毎年、3ヶ年の中期計画の見直しを実施している。今回新たに発表された3ヶ年中期計画では最終年となる2017年12月期に売上高13,000百万円、経常利益1,000百万円を目標として掲げた。売上高に関しては、前回の中期計画目標を1年先送りした格好となっている。これは前述したとおり、ソフトウェア開発事業における人的リソースの不足により、処理能力の増強が想定よりも遅れ気味となっていることが主因となっている。このため利益ベースでも前回の中期計画を今来期と若干下回る水準となっているが、それでも2016年12月期以降は2ケタ増益が続く見通しだ。

市場環境としてはクラウドサービスや、スマートデバイスの普及によって企業のIT投資は当面、拡大基調が続くと予想される一方で、システム開発会社にとっては、より高い専門性とコスト競争力が求められるようになり、今まで以上に競争は激化していくものと予想される。こうした環境下において、中期計画を達成していくための基本方針として、同社では表のとおり、4つの項目を掲げている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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