アイスタイル Research Memo(8):財務面の健全性を維持、出資先の上場で株式含み益増加

2015年3月3日 19:15

印刷

記事提供元:フィスコ


*19:15JST アイスタイル Research Memo(8):財務面の健全性を維持、出資先の上場で株式含み益増加
■決算動向

(3)財務状況について
アイスタイル<3660>の2014年12月末の財務状況は表のとおりで、総資産は前期末比1,397百万円増の7,155百万円となった。主な増加項目としては、現預金の増加(+520百万円)に加えて、今期より新たに投資育成事業を新設したことにより、営業投資有価証券を流動資産として269百万円計上している。前期末時点で営業投資有価証券に相当するものは、投資有価証券939百万円のうち438百万円となっている。このため、実質ベースでは営業投資有価証券は前期末比で169百万円ほど目減りしたことになる。主にアライドアーキテクツ<6081>の株価下落が要因とみられる。

また、投資有価証券は前期末比519百万円の増加となっているが、実質ベースでは957百万円の増加となる。主な増加要因はgumi<3903>の上場による含み益の増加によるものとみられる。なお、gumiに関しては出資時期等の関係で営業投資有価証券には含まず、株式売却の際に発生する利益等は売上高としてではなく、特別利益での計上となる点には留意する必要がある。

一方、負債は前期末比959百万円増の2,472百万円となっている。主に有利子負債の増加による。また、純資産は主に有価証券評価差額金の増加により、前期末比437百万円増加の4,683百万円となった。なお、2015年6月期の第2四半期累計期間において自己株式を495,400株、245百万円で取得している。

経営指標を見ると、負債の増加により自己資本比率が64.9%と若干低下したほか、D/Eレシオも24.8%に増加したが、水準的にはいずれも問題なく、財務面での健全性は維持していると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

関連記事