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2日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、中国の追加金融緩和を好感
*18:21JST 2日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、中国の追加金融緩和を好感
2日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比64.15ポイント高(+0.26%)の24887.44ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が27.90ポイント高(+0.23%)の12213.75ポイントと、揃って反発した。売買代金は796億9800万香港ドル(2月27日は765億5400万香港ドル)。
中国の追加金融緩和が好感された。2月・製造業PMI(中国国家統計局などが集計)の公表を翌日に控えた2月28日、人民銀行(中央銀行)は政策金利を0.25%引き下げると発表したことが刺激材料となった。人民銀は昨年11月にも利下げに踏み切り、今年2月には預金準備率を引き下げたばかり。ここに来て金融緩和のスタンスを一段と鮮明化させている。
なお、発表されたPMIは49.9となり前月(49.8)を上回ったものの、景況判断の分かれ目である50を2カ月連続で下回った。今回の利下げで景気先行きの不安感がやや薄らいでいる。もっとも、利下げ発表は織り込み済みとの見方もあり、指数は前場途中に弱含む場面もみられた(ハンセンは一時マイナス)。
ハンセン指数の構成銘柄では、アジアで生命保険業務を手がけるAIA(1299/HK)が3.7%高、香港財閥系コングロマリットの長江実業(1/HK)が1.9%高、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が1.7%高と上げが目立った。本土系の不動産株や保険株、香港系の不動産株なども高い。
エコ発電や水処理などの環境関連銘柄も物色された。太陽光発電用ポリシリコンの保利協シン能源HD(3800/HK)が5.4%、風力発電プラント大手の新疆金風科技(2208/HK)が3.9%、風力発電で中国最大手の龍源電力集団(916/HK)が3.7%、中国政府系環境インフラ投資会社の中国光大国際(257/HK)が4.4%、汚水処理を中核とする天津市政府系インフラ事業者の天津創業環保(1065/HK)が3.0%ずつ上昇した。全国両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の開幕を目前に控えるなか、「環境保護政策」がテーマのひとつに挙げられるとの見方が支援材料となっている。
【亜州IR】《KO》
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