福島第一原発2号機建屋の屋上で比較的高濃度の汚染水が見つかる、一部は港湾外に流出

2015年2月26日 07:00

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 東京電力は24日、福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋大物搬入口屋上で比較的高い濃度の放射性物質を含む溜まり水を確認したことを発表した。一部はK排水路を通じて港湾外に流出しているという(2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部の溜まり水調査結果: PDFNHKロイター読売新聞毎日新聞)。

 東京電力では2014年4月に観測を始め、K排水路での放射性物質濃度が他の排水路よりも高いことを把握。K排水路につながる上流部を調査したところ、2号機建屋屋上の溜まり水にセシウム137で約23,000ベクレル/リットルなど、比較的高い濃度の放射性物質が測定されたという。K排水路排水口での濃度は2号機建屋屋上と比べて低い値となっており、排水される南放水口付近の海水で有意な濃度上昇は確認されていないとのこと。

 汚染防止対策として東京電力では、屋根の排水溝まわりに準備ができ次第ゼオライト土嚢を設置し、3月末までに汚染源とみられる屋上のルーフブロックや敷き砂などの撤去を実施する。また、K排水路の底面部にゼオライト土嚢を敷き詰め、枝排水路の流入部に浄化剤の設置などを行うとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | 日本 | 原子力

 関連ストーリー:
東京電力、福島第一原発4号機の核燃料取り出しを完了 2014年12月21日
福島第一原発トレンチの止水工事、失敗 2014年11月18日
福島第一原発で汚染水を遮断するために導入された「氷の壁」、凍らないことから断念を検討 2014年08月15日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事