ソニー、ハイレゾ対応の小型軽量ヘッドホンアンプ「PHA-1A」を発売　ウォークマンやスマホを高音質化

　ソニーは24日、ウォークマンなど多様な携帯型音楽プレーヤーやスマートフォンと組み合わせて、高音質再生を楽しめる小型軽量のポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」を3月21日に発売すると発表した。

　同製品は、ウォークマン、Xperia、iOS端末(iPhone/iPad/iPod)やPCに接続することで、本体内蔵の高品位なDAコンバーター(DAC)/オペアンプ/ヘッドホンアンプにより、デジタル信号をヘッドホンに最適化したアナログ信号に変換して出力できるコンパクトなポータブルヘッドホンアンプ。

　従来機の「PHA-1」に比べ、新たにハイレゾリューション・オーディオ（ハイレゾ）対応ウォークマンやXperiaにも対応したことに加え、USBオーディオの対応サンプリング周波数をこれまでの96kHzから最大192kHzに拡大した。

　また、デザインも一新し、性能を向上させながら、容積で約50%の小型化、質量で約35%の軽量化を実現した。なお、USB ACアダプター「AC-UD20」(別売)で本機充電時にウォークマンを接続すると、本機とウォークマンの両方の充電が可能となる。

　ハイレゾ音源が再生できる携帯機器が増える中、ソニーは、それらと組み合わせて、据置型Hi-Fiオーディオで体験できるさまざまな臨場感あふれる高音質再生を場所を選ばず手軽に楽しめる同製品を発売し、ハイレゾ市場の活性化を図るとしている。（記事：宮野 浩・記事一覧を見る）