【編集長の視点】ALBERTは連日の高値追い、IPOの人気化材料が揃い急騰期待を高める

2015年2月23日 10:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ALBERT <3906> (東マ)は、寄り付きの買い気配から730円高の8160円まで買い進まれて続急伸し、連日の上場来高値更新となっている。同社株は、今年2月19日に公開価格2800円で新規株式公開(IPO)され、6040円で初値をつけ、前週末20日には7430円高値まで買い上げられてストップ高したが、ビッグデータ分析などの人気IPO株材料を内包し、値動きも今年のIPO株で最も高い初値倍率を示現するなど軽快足を発揮しており、なお上値期待を高めて買い増勢となっている。

■最人気化セクターのビッグデータ関連で初値倍率は今年トップ

 今年のIPO市場は、2月12日のKeePer技研 <6036> (東マ)からきょう23日のシリコンスタジオ <3907> (東マ)まで6銘柄がIPOされ、このすべてが公開価格を上回って初値を形成しており、なかでもALBERTは、初値倍率が、2.15倍と第2位の52.5%を大きく引き離し今年トップとなった。同社は、「分析力」を武器にビッグデータ・アナリティクス市場でマーケティングプラットフォーム「smarticA!DMP」とコンサルティング事業の2つのソリューションサービスを展開、企業のビッグデータを活用したマーケティング投資が拡大する環境下、独自開発の純国産システムにより、ビッグデータの統合管理・分析領域から広告領域までワンストップで提供している。とくにオンラインの顧客に「この商品を見た人は、こんな商品を見ています」と推薦するレコメンド機能を持つパッケージ製品「おまかせ!ログレコメンダー」は、国内の大手企業を中心に300サイト以上への導入実績を誇っており、昨年7月にはフリークアウト <6094> (東マ)と連携してより高次元のインターネット広告事業をスタートさせていることなどが、市場の事前時観測通りの初値高倍率につながった。

 ビッグデータアナリティクス市場は、2012年の市場規模1097億円が2014年に1444億円に拡大、さらに2020年には3422億円に高成長すると予測されており、同社の業績も高成長、2012年12月期の売り上げ4億1086万円、経常利益1729万円が、前2014年12月期にそれぞれ9億1600万円、1億6110万円に大きく伸びた。今2015年12月業績は、売り上げ10億5400万円(前期比14.8%増)、経常利益1億8000万円(同12.2%増)、純利益1億900万円(同34.7%減)と見込んでいる。

■既上場の類似企業ではその後の上場来高値まで10倍大化けの前例も

 株価は、きょう23日現在の高値現在で公開価格比2.91倍、初値比35%高と高人気化しているが、既上場の類似のビッグデータ関連株は、IPOの最も高人気セクターとして、昨年6月上場のフリークアウト <6094> (東マ)は初値倍率3.5倍、その後の上場来高値まで4.3倍と大化けし、2013年12月IPOのホットリンク <3680> (東マ)は、初値倍率は同社並みの2.65倍となったがその後の上場来高値まで10.5倍高した前例もあるだけに、連想買いを誘いALBERTも一段の上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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