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東芝、ケニア最大の地熱発電所が運転開始 電力28万kWを供給
東芝は20日、同社が豊田通商と現代エンジニアリングとともにケニア電力公社から受注したオルカリア1号および4号地熱発電所が完工したと発表した。現在の同国の総発電設備容量の約20%に相当する28万kWの電力を供給するもので、ケニア最大の地熱発電所になるという。
東芝は2013年に主要機器である7万kW地熱蒸気タービンと発電機を4セット納入している。機器の据付と試運転を経て、2014年9月に4号地熱発電所、また2015年1月に1号地熱発電所がそれぞれ営業運転を開始している。今回営業運転を開始したオルカリア1号および4号地熱発電所はその一環として建設された。
東芝は、1966年に日本国内初となる岩手県松川地熱発電所に2万kWの電力の地熱蒸気タービン・発電機を納入して以来、北米、中南米、東南アジア、欧州など世界各国に52台、約340万kWの地熱発電設備を納入し、世界トップの24%のシェアを占めている。
また、1,000kWから10万キロワット超まで幅広い地熱発電設備のラインアップを有しており、現在建設中のトルコ・アラシェヒル地熱発電所やインドネシア・サルーラ地熱発電所向けに、地熱蒸気タービンや発電機などの主要機器を受注している。
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