IIJと昭和電線のグループ会社、世界初の医療向け抗菌LANケーブルを開発

2015年2月16日 22:47

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ネットチャートと冨士電線が開発した医療向け抗菌LANケーブル「medi-patch(メディパッチ)」と抗菌ツイストペアケーブル(写真:両社の発表資料より)

ネットチャートと冨士電線が開発した医療向け抗菌LANケーブル「medi-patch(メディパッチ)」と抗菌ツイストペアケーブル(写真:両社の発表資料より)[写真拡大]

 インターネットイニアシアティブ(IIJ)グループのネットチャートと昭和電線ホールディングス傘下の冨士電線は16日、医療向けとなる抗菌LANケーブル「medi-patch(メディパッチ)」および抗菌ツイストペアケーブル(シールド加工付)を開発し、3月1日に発売すると発表した。抗菌LANケーブルの実用化は世界で初めてだという。

 両社は2008年から、直径を約半分にしたケーブル「eco-patch(エコパッチ)」を販売しているが、今回発売する「medi-patch」も細い直径と軽量化を実現したという。また、抗菌ツイストペアケーブルは、工事用のLANケーブルで、ノイズの影響を抑えるシールド加工を施している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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