オリンパス子会社、アルケアと人工皮膚の医科向け国内独占販売契約を締結

2015年2月16日 12:08

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 オリンパスのグループ会社であるオリンパステルモバイオマテリアル(OTB)は16日、アルケアに対し、OTBが製造販売している人工皮膚「テルダーミス真皮欠損用グラフト」の医科向け国内独占販売契約を締結したと発表した。これにより、2015年3月からアルケア社が「テルダーミス」を販売する。

 テルダーミスとは、人の皮膚や粘膜の修復を助ける人工皮膚である。コラーゲンを原料とし、やけどやけが、手術による傷など、重度に皮膚や粘膜が欠損した場所に貼り付けることで、皮膚の再生をサポートする。

 OTBは、2007年よりテルダーミスを製造販売しており、形成外科や整形外科などに供給してきた。今回、アルケア社に対し、国内の医科向け独占販売権を付与することで、より効率的な販売をすることが可能となるとしている。

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