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アサヒ、50年貯蔵のウイスキー「グレングラント50年」を10本限定で発売 162万円

アサヒビールが世界限定150本を販売するスコッチシングルカスクウイスキー「グレン グラント50年」(写真:同社発表資料より)[写真拡大]
アサヒビールは5日、スコッチシングルカスクウイスキー「グレン グラント50年」を、3月17日より全国で発売することを発表した。全世界で限定150本が販売されるもので、日本市場においてはアサヒビールが10本限定で販売する。
「グレン グラント」は、1840年にスコットランド北部のハイランド地方に位置するスペイサイドで創業された歴史ある蒸溜所の名称。同蒸溜所は、NHK連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなったニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏が、視察のために訪問した場所でもある。“Simplicity(飾り気のないこと)”をモットーに、香味バランスが良く軽やかで親しみやすさを特長としたシングルモルトウイスキー造りにこだわっており、品質の高さと飲用シーンの幅広さから、シングルモルトウイスキーとしては世界第6位の販売量となっている。
日本市場ではアサヒビールが、2013年4月からシングルモルト3アイテム(「グレン グラント ザ メジャーリザーブ」「グレン グラント10年」「グレン グラント16年」)を発売。2014年の「グレン グラント」シリーズの日本での販売数量は前年比215%と好調に推移している。
今回数量限定で発売する「グレン グラント50年」は、「グレン グラント」蒸溜所のマスターデイスティラー(最高蒸溜責任者)であるデニス・マルコム氏が1963年10月に自らシェリー樽にモルト原酒を樽詰めしたもので、以来半世紀に渡り原酒の状態を見守り続け、熟成の頂点に達した2013年11月にボトリングした50年貯蔵のシングルカスクウイスキーとなる。
「グレン グラント50年」は、50年間1つのシェリー樽でじっくりと熟成したことによる、リッチな黄金色で、芳醇でよく熟したフルーツやナッツのような香り、バニラのようなやわらかくまろやかな味わい、長い余韻が特長。
ボトルはスコットランド・グラスゴーに所在するグレンケアン社製のクリスタルで、「グレン グラント」蒸溜所の特徴的な細長いネックのポットスチルをイメージしたデザインである。職人が1本1本手吹きで仕上げており、“50”の数字は18金で仕上げられている。日本市場での参考小売価格は、162万円(容量700ml)。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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