LINE、「LINE Pay」での金銭被害を補償する制度を導入

2015年2月5日 17:33

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LINEはモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で、不正利用で被害を補償する利用者補償制度を導入した。写真は「LINE Pay」のサービス紹介Webサイト。

LINEはモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で、不正利用で被害を補償する利用者補償制度を導入した。写真は「LINE Pay」のサービス紹介Webサイト。[写真拡大]

 LINEは5日、同社が提供するスマートフォン・タブレット向けメッセージ・電話アプリ「LINE(ライン)」上のモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で、不正利用で被害を補償する利用者補償制度を導入したと発表した。

 この制度は、損害保険ジャパン日本興亜が補償を提供するもので、1日からLINE Payの利用者全員に自動的に適用されている。補償範囲は、LINEPay上で行われた送金、決済、出金が対象。被害に遭った利用者は、発生から30日以内にLINEアプリまたはLINE公式サイト内の問題報告フォーム(https://contact.line.me/)に記入することで、損害金額の補償を受けられるという。

 補償限度金額は10万円以内。ただし、本人確認登録を行った利用者で10万円を超える被害に遭った場合は、利用状況や警察による捜査結果などを踏まえ、個別で金額の引き上げを検討するという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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