健康CP Research Memo(5):比率低いシニア層顧客、新たなプロモーションで取り込み狙う

2015年1月30日 15:51

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記事提供元:フィスコ


*15:51JST 健康CP Research Memo(5):比率低いシニア層顧客、新たなプロモーションで取り込み狙う
■RIZAPの中長期成長シナリオ

RIZAPの成長余地は非常に大きいと弊社では考えている。将来的なRIZAPの発展可能性はいろいろあるが、当面、ここ1、2年のポイントとして弊社では、シニア層の取り込みと、ヘルスケア需要の取り込みの2つに注目している。出店戦略も成長のためには不可欠な要素である。

(1)シニア層の取り込み

健康コーポレーション<2928>は2015年の年初からシニア層向けにRIZAPのマーケティングを本格的に開始している。RIZAPにおける60歳以上の構成比は約3%と低い。これは、これまでの同社のRIZAPのマーケティングが比較的若年層を意識した減量及びボディメイクに力点が置かれていたためであると思われる。60歳以上であっても減量やボディメイクへの潜在的なニーズは存在するとみられており、シニア世代のモデルを用いてボディメイク効果を実証的にアピールするような広告を打ち出しており、その効果が注目される。

シニア層については、下記のヘルスケア需要とも一部では重なるが、ボディメイク以外に健康管理に重点を置いたニーズが高くなると想定される。同社はそうしたシニア層特有のニーズに対応するための、シニア層専用のトレーニングプログラム開発にも注力しているもようだ。これらも準備が整い次第、順次シニア向けマーケティング策としてローンチされてくると弊社ではみている。

シニア層の取り込みは、同社の業績へのインパクトが非常に大きいと弊社では考えている。なぜならば、現時点で稼働率が低い、平日・昼間の時間帯に呼び込むことが出来るためだ。この時間帯の稼働率が上がることは、今の同社の収益構造において完全に追加的な売上増加であり、利益率が非常に高くなると弊社ではみている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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