ケンコーマヨ Research Memo(2):業務用を主体とした調味料・加工食品事業が売上高の8割を占める

2015年1月20日 16:31

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記事提供元:フィスコ


*16:34JST ケンコーマヨ Research Memo(2):業務用を主体とした調味料・加工食品事業が売上高の8割を占める

■会社概要

(1)事業内容

ケンコーマヨネーズ<2915>は主に業務用のサラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類やタマゴ加工品などを製造販売する食品メーカーで、子会社で日配品の総菜類の製造販売、及び店舗事業などを行っている。

事業セグメントとしては、調味料・加工食品事業(サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品他)、総菜関連事業等(日配品の総菜・サラダ類)、その他(店舗事業及び海外事業)の3セグメントに区分されており、2015年3月期の第2四半期累計の売上構成比としては、調味料・加工食品事業が83.0%、総菜関連事業等が15.1%、その他事業が1.9%の構成となっている。調味料・加工食品の内訳としては、サラダ・総菜類が44.5%マヨネーズ・ドレッシング類が27.8%、タマゴ加工品が26.0%、その他が1.7%となっており、ここ数年の傾向としてはタマゴ加工品の構成品が緩やかに上昇してきている。これは、コンビニエンスストア(以下、CVS)向けを中心とした中食市場の拡大により、弁当やパン、サンドウィッチ向けなどの需要が拡大していることが背景となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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