ヘリオス テクノ Research Memo(8):ROEには改善余地、利益率向上の有無に注目

2015年1月19日 18:31

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記事提供元:フィスコ


*18:33JST ヘリオス テクノ Research Memo(8):ROEには改善余地、利益率向上の有無に注目

■財務分析と業績動向

(1)財務分析

ヘリオス テクノ ホールディング<6927>の2014年3月期の自己資本利益率(ROE)は13.1%と高い値となった。しかしこれは、特別利益と税効果によって当期純利益が押し上げられたためである。2015年3月期はそれら特殊要因が消えて経常利益と当期純利益のバランスが通常に戻ってくると予想されているが、これをベースとした2015年3月期のROEを弊社では5.4%と試算している。

このROE数値は日本企業の平均を下回っており、改善余地が大きい。中身を見ると売上高当期純利益率の低さがROEの低さにつながっていることが明白だ。損益計算書項目を上にたどると営業利益率が2015年3月期予想で5.2%にとどまっている。これは27.0%の売上総利益率と21.8%の売上高販管費率の差である。かつてランプ製造に特化していた時期は、平均的な姿として売上総利益率が30%を超え、販管費率で20%を下回っていた。これらの改善が進めばROEも上昇してくると期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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