世界のPC出荷台数、ゆっくりとした回復傾向に

2015年1月15日 14:28

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 PCの販売台数は、モバイル機器人気の煽りを受けて減少傾向が続いていた。だが、IT分野の調査及びコンサルタント企業のGartnerによれば、2014年度第4四半期における世界のPC出荷台数は前年同期と比べて1%増加していたとのこと。2012年以来の増加となる(SlashdotGartner)。

 特に、市場が成熟している地域では力強い増加傾向が見られたものの、新興市場の地域ではまだ弱いという。最も出荷台数が増加したのが米国で、13.1%増であったとのこと。

 19.4%の市場シェアを持ちPC出荷台数で世界一を誇るLenovoは、米国及び欧州では大幅に増加したものの、南米及び日本では減少。これに対し、市場シェア第2位のHPは、出荷が大幅に増加した米国欧州のみならずアジア太平洋地域においても地域平均を超え、出荷台数が16%も増加し、シェアを16.4%から18.8%まで伸ばした。結果、HPとLenovoの市場シェアの差が縮まった。

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