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ミロク情報サービス Research Memo(10):コンテンツ、アプリによる新たな収益基盤の確立を目指す
記事提供元:フィスコ
*18:08JST ミロク情報サービス Research Memo(10):コンテンツ、アプリによる新たな収益基盤の確立を目指す
■第3次中期経営計画
(2)ネットビジネスの積極的な推進
「新規事業による新たな収益基盤の確立」の2つ目の事業として、インターネット事業の強化が挙げられる。現在、同社のビジネス情報サイト「bizocean」の広告収入が年間で約400百万円まで拡大しており、今後は「bizocean」内で有料コンテンツを提供することでさらなる収益化に注力する計画となっている。同サイトは主に企業が業務で使う様々な文書のテンプレートを無料でダウンロードできる他、ビジネスパーソンに必要なコンテンツを多数掲載している。無料登録会員数が約130万人に達しており、今もなお1日1,000人のペースで増加し続けている。今後開発する有料コンテンツ次第で収益への貢献度も増してくるものと予想される。
また、ミロク情報サービス<9928>ではコンシューマ向けの市場開拓を狙って、お金管理アプリ「マネトラ」(無料アプリ)を2013年に開発し、投入している。ただ、現状はダウンロード数で20万件を超える程度であり、伸び悩んでいるのが実情だ。このため、今後は機能強化と海外展開などを図ることで100万ダウンロードを目指し、マネタイズできるサービスとして進化させていく考えを持っている。「bizocean」も含めて、これら新規のネット事業売上高としては、2017年3月期に1,000百万円を目標としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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