関連記事
ハピネット Research Memo(2):バンダイナムコグループ、玩具中間流通業界の最大手に
記事提供元:フィスコ
*18:09JST ハピネット Research Memo(2):バンダイナムコグループ、玩具中間流通業界の最大手に
■会社概要
(1)会社沿革
バンダイを退社した河合洋(かわいひろし)氏(同社最高顧問)が1969年に個人商店として創業した「トウショウ」がハピネット<7552>の前身である。その後1991年に玩具卸2社を吸収合併して商号を株式会社ハピネットに変更、1994年にはバンダイの関連会社となり、さらに同年に初めて「PlayStation(プレイステーション)」「セガサターン」の取扱いを開始してゲーム業界へ参入した。
1999年にはDVD卸会社を子会社化して映像業界に参入、2001〜2002年には玩具卸2社の子会社化や営業譲受で玩具業界での販社の地位を確立した。現在、同社は玩具業界最大手のバンダイの最大の卸会社となっている。さらに2007年にはカプセル玩具卸2社を子会社化することでカプセル玩具ベンダーのトップとなり、2009年にはCD・DVD卸会社を子会社化することで音楽業界への参入も果たした。また2013年にはゲーム卸大手を子会社化してゲーム業界でのシェアを大幅に拡大している。
この間、株式については1997年に店頭公開(現東京証券取引所JASDAQ市場)、1998年に東京証券取引所市場二部上場、2000年には同市場一部上場を果たしている。なお2014年9月末現在、バンダイナムコホールディングスが筆頭株主として、588.3万株(所有比率24.46%)を保有している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《FA》
スポンサードリンク

