J-オイルミルズ Research Memo(11):グローバル展開も見据える待望のがん診断薬、2015年3月期中に申請

2014年12月25日 18:12

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:12JST J-オイルミルズ Research Memo(11):グローバル展開も見据える待望のがん診断薬、2015年3月期中に申請
■成長戦略

(3)[構造変革2]:非製油、食品ファイン分野のトピックス:がん診断薬申請へ

新事業の中でも特に注目されるのは、レクチンを活用した膵臓がん・肝臓がんの早期診断を可能にする「がん診断薬」だ。レクチンとは特殊なたんぱく質であり、がんに特有な糖鎖と結合する新規レクチンをJ-オイルミルズ<2613>が発見した。レクチン研究のトップ企業として、1980年代より基礎・応用研究を積み重ねてきた成果が事業化フェーズを迎える。国内で膵臓がんと診断される年間の患者数(罹患患者数)は年間32,330人、肝臓がんは年間47,271人であり、今後も増加傾向にある。どちらのがんも「5年生存率」が低いがんとして知られ、早期の診断が求められている。診断薬は健常者も対象であり、海外も含めた潜在市場は大きい。臨床試験は順調に進んでおり、2015年3月期中に薬事申請を完了する予定で、来年度以降の上市が見えてきた。診断薬の「申請」から「承認」までの期間は一般的には1年~1年半と言われており、早ければ2016年3月期に上市される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)《FA》

関連記事