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サンワテクノス Research Memo(12):通期はスマホ関連及び自動車業界の好調を追い風に増収増益を計画
*10:49JST サンワテクノス Research Memo(12):通期はスマホ関連及び自動車業界の好調を追い風に増収増益を計画
■財務分析と業績動向
(3)2015年3月期の業績見通し
2015年3月通期の業績は、売上高110,000百万円(前期比8.5%増)、営業利益3,600百万円(同12.1%増)、経常利益3,800百万円(同10.5%増)、当期純利益2,350百万円(同8.4%増)を計画している。この数値は期初予想から変更ない。
需要業界として、スマートフォン関連及び自動車業界が好調を維持しており、設備投資が緩やかに回復基調をたどっているため、サンワテクノス<8137>にとっては追い風となっている。これらの業界は波及効果が大きく、半導体業界や産業機械業界もその恩恵を享受している。同社は大元のスマートフォン・自動車業界はもちろん、波及先の半導体・産機業界からも需要を取り込める立ち位置にあるため、業績の安定性が高いと弊社では考えている。
ここにきて為替の変動幅が拡大し、大きく円安方向に振れている。同社は計算上、1円の円安で300百万円の増収要因となるが、利益へのインパクトは小さく、為替の影響について自然体のスタンスで臨んでいる。為替レート自体よりもむしろ、顧客である国内製造業が国内回帰の動きを見せた場合などの、間接的な影響について注視しているようだ。これまで同社は、国内製造業の海外進出といった流れに沿って、同社自身の海外現地法人の拡張をしてきた。同社自身は商社として、顧客からの需要に応じてどのようにでも商流の方向性を変えられる柔軟性があるため、為替や製造業の国内回帰といった動きに関して、投資家サイドが過敏になる必要はないと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》
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