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大幸薬品 Research Memo(1):二酸化塩素による空間除菌製品の新市場創造に注目
*08:36JST 大幸薬品 Research Memo(1):二酸化塩素による空間除菌製品の新市場創造に注目
大幸薬品<4574>は「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、空間除菌剤「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。
2015年3月期の第2四半期累計(4-9月期)業績は、売上高が前年同期比13.9%減の3,651百万円、営業利益が同32.7%減の969百万円となった。医薬品事業では、引き続き海外における販売が好調であるほか、国内も消費増税に伴う駆け込み需要の反動減から回復傾向となっている。一方の感染管理事業では、消費者庁関連報道の影響などがあったものの、7-9月売上高は前期並みに回復してきている。
2015年3月期の通期業績については、売上高が前期比17.6%減の8,200百万円、営業利益が同39.8%減の1,560百万円とする従来予想を据え置いている。第2四半期までの業績は計画を上回るペースで推移しているもようで、通期業績は計画上振れも期待されよう。
同社は二酸化塩素による空間除菌製品の更なる市場拡大を目指し、各種実証実験や製品開発を進めている。日本二酸化塩素工業会が安全性に関する自主基準を策定したことで、二酸化塩素ガスを用いた空間除菌の利用拡大が見込まれる。二酸化塩素はエボラウイルスへの有効性が期待されているほか、感染症を媒介する蚊の忌避効果も確認された。さらに、同社は安定した濃度の二酸化塩素を発生させることができる新装置「二酸化塩素発生ユニット」の開発を進めており、家電機器への組み込み、公共施設や交通機関などでの活用により新たな市場の創造が期待される。
■Check Point
・感染管理事業の7-9月売上高は前期並みに回復
・第2四半期までの業績進捗は順調、通期では計画上振れの可能性も
・二酸化塩素による空間除菌の市場拡大へ実証実験や製品開発を推進
(執筆:株式会社フィスコ)《FA》
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