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COP20で日本が「本日の化石賞」を受賞
ペルーの首都リマで開催中の国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)で2日、日本が「本日の化石賞(Fossil of the Day Award)」を受賞した。授賞理由は開発途上国、特にインドネシアでの石炭およびガスを使用した火力発電所の建設に対する、地球温暖化対策支援金の拠出(Japan Climate Finance Funding False Start Wins Fossil、NHKニュースの記事、CHUNICHI Webの記事、朝日新聞デジタルの記事)。
化石賞はCOP開催中、地球温暖化対策に消極的な国などに対して国際的なNGO、Climate Action Network(CAN)が授与している。日本は石炭を使った火力発電所でもエネルギー効率が良ければ温暖化対策になると主張。一方、CANではわずかにクリーンな石炭やガスを使用した火力発電所を建設しても必要なエネルギーが皆に行き渡ることはないうえ、燃料価格の上昇により負担が大きくなり、大気汚染や地球温暖化を悪化させるとしている。現地ではすでに石炭スラッジにより河川が汚染され、魚が死んでいるといった苦情が出ているとのことだ。日本の支援金はインドネシアの問題を悪化させるためではなく、解決できる再生可能エネルギーのために使われるべきだとCANは主張している。
COP20初日の12月1日には緑の気候基金に貢献していない先進国としてオーストラリア、ベルギー、アイルランド、オーストリア、アイスランド、ギリシャ、ポルトガルが本日の化石賞を受賞。3日にはスイスが1位、ブラジルが2位、4日はオーストラリアが1位、EUが2位に選ばれた。最終日の12日には、2014年の巨大化石賞(Colossal Fossil)が発表される予定だ(CAN - Fossil of the day)。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | 地球 | 電力 | サイエンス
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