年内については過度な警戒感は不要【クロージング】

2014年12月5日 16:31

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記事提供元:フィスコ


*16:31JST 年内については過度な警戒感は不要【クロージング】

5日の日経平均は6営業日続伸となり、33.24円高の17920.45円(出来高概算20億7000万株)で取引を終えた。ドラギECB(欧州中銀)総裁の会見を受けて追加緩和策への期待が後退するなか、これを受けた欧米市場下げの流れから利益確定の売りが先行した。ただ、寄り付き直後に17759.36円まで下げ幅を広げているが、その後は前引けにかけて下げ幅を縮めている。

後場に入ると日銀のETF買入れが意識されるなかプラスに転じると、大引けにかけて上げ幅を広げていた。また、為替市場では円相場がNY時間に続いて日本時間で1ドル120円に乗せたことも、先高期待につながっている。

米国では雇用統計の発表を控えているが、悪材料にも下げない需給状況の中、日経平均は節目の18000円を目指すことになる。日銀のETF買入れやGPIFの資金流入などが観測されるなか、NISA需要等の声も聞かれている。一方で、過熱感が意識されやすいほか、足元で慎重論も聞かれ始めてきており、強弱感が対立しやすい。

週末のメジャーSQを通過してしまうと、個人主体の売買が中心になりやすいほか、衆院選投開票の行方も見極めたいムードもありそう。ただし、安倍長期政権が意識されてくる局面において、まず年内については過度な警戒感は不要であろう。《KO》

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