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人間は他人が傷つくよりも自分が損することを選ぶ?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 もし自分もしくは他人を傷つけることにより、金銭を得られるという選択権を持っていたら、あなたはどうしますか。悪名高いミルグラム実験では、多くの人間が見知らぬ相手に苦痛を与えて金銭を得ることを選んだという。しかし、最近、オックスフォード大学の心理学者Molly Crockett氏が行った実験によれば、人間は自身のことよりも他の人々の幸福について気にかける結果になったという(AAAS、Slashdot)。
同氏の実験は2人を1組にして両方の人の手首に160個の電極を取り付け、コンピューターランダムもしくは相手の意志により電極に電気を流すことにより、相手に苦痛を与えるというものらしい。任意に電撃を流した場合、その数に応じて報酬が得られる仕組みであったようだ。相手が分からないようになっていた上、与える痛みは50℃のお湯に手を入れる程度のものだったが、相手に電撃を流す人は研究者の予想よりも大幅に少なかったという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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