アデランス Research Memo(2):国内での業容拡大を図る一方で早くから海外市場に着目

2014年11月12日 16:32

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記事提供元:フィスコ


*16:34JST アデランス Research Memo(2):国内での業容拡大を図る一方で早くから海外市場に着目

■会社概要

(1)沿革

アデランス<8170>は、現代表取締役会長兼社長の根本信男(ねもとのぶお)氏らにより1968年に創業された。創業当初は男性用オーダーメイドかつらが主体であった。1985年にフォンテーヌ(株)を子会社化し、女性用かつらに本格的に進出した。フォンテーヌはカネカ<4118>の子会社として1970年から女性用レディメイドかつらの販売を行っていた。

同社は国内での業容拡大を図る一方で、早くから海外市場に目を向け、1979年に米国に現地法人を設立したのを皮切りに海外展開を開始した。最初の米国進出は早々に出直しを迫られたものの、アジア地域への製造拠点の建設や、欧州での販売会社買収など、海外展開の各種施策は継続的に行われてきた。

同社の業績のピークは2000年初頭であり、その後は国内市場の成長鈍化や新興かつらメーカーの台頭、ヘアケア市場全体に占めるかつらのシェア低下などが重なるなかで、同社の業績も右肩下がりの基調をたどった。しかし、同社は国内外で大胆なリストラを断行し、リーマン・ショックなどの経済変動なども乗り越えて、2012年2月期に業績底打ちを達成すると、その後は着実に回復基調をたどりつつ現在に至っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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