一見意外な業務提携、東芝とケンコーマヨネーズ

2014年11月5日 15:16

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記事提供元:フィスコ


*15:16JST 一見意外な業務提携、東芝とケンコーマヨネーズ
東芝<6502>とケンコーマヨネーズ<2915>は4日、サラダ事業における業務提携に基本合意したと発表した。今回の業務提携は、「サラダNo.1企業を目指す」ケンコーマヨネーズと工場野菜の付加価値向上を求める東芝の相互の事業発展を目的として、相互に情報提供するほか、コラボレーション商品の検討などを行うという。
東芝は、「みんなが健康でいきいき生活できる社会」を目指しヘルスケア事業を成長の柱に掲げ、育成に必要な光の波長を最適化した蛍光灯や均一な温度・湿度を実現する空調機器、遠隔監視システム、除菌システム、半導体事業で培った生産管理技術などグループの広範囲な技術・ノウハウを融合して、神奈川県横須賀市でほぼ無菌状態の植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」を運営しており、栽培期間中に農薬を使用せず長期保存できる野菜生産の事業化を進めている。
ケンコーマヨネーズは、1977年に業務用として日持ちのする「ロングライフサラダ」を日本で初めて開発し、その後も「サラダNo.1企業」を目指し、サラダ専門のトータルブランドとして「Salad Cafe」の展開をしている。店舗やWebを通じて幅広いサラダの世界を提案しサラダの製造・販売をしている。
今回の業務提携を通じ、ケンコーマヨネーズから東芝にはマヨネーズ・ドレッシング・ソース類にかかわる提案や、ケンコーマヨネーズのサラダ専門店「Salad Cafe」のサラダに関する情報提供を行い、東芝からケンコーマヨネーズには工場野菜にかかわるマーケティング及び販売ルート情報の提供を行う。また、両社によるコラボレーション商品の企画・製造・販売の検討なども行う。
昨今、日立製作所<6501>や富士通<6702>、パナソニック<6752>、シャープ<6753>など大手電機各社が植物工場の建設やシステム販売などを行い農業関連サービスに参入するケースが相次いでいる。
今後も業種を超えた提携により、生産性の高いシステムの構築や農作物の食べ方についての提案の多様化などソフトからハードにわたる農業関連事業・サービスの向上に期待したい。《YU》

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