SDエンター Research Memo(11):2015年3月期末から復配、株主優待も選択肢の幅が広がる

2014年10月24日 17:18

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記事提供元:フィスコ


*17:19JST SDエンター Research Memo(11):2015年3月期末から復配、株主優待も選択肢の幅が広がる

■株主還元

SDエンターテイメント<4650>は健康コーポレーション<2928>との戦略的事業資本提携の骨子に株主還元強化を盛り込んだ。これを反映して、2015年3月期末に復配することを発表済みである。

同社の株主還元策は、配当金を基本としつつ、消費者向け事業を行っている点を活かして、株主優待を組み合わせたものとなっている。

2015年3月期末の予想配当金は、現時点では11.6円(普通配5.8円、記念配5.8)とされている。同社の配当方針は業績連動型であり、1株当たり利益の10%(配当性向10%)を基本の配当金とし、内部留保や有利子負債残高、利益剰余金などを総合的に勘案して50%を上限とするものだ。同社の今期予想1株当たり利益は58.91円であるから、普通配と創立60周年の記念配の合計の配当性向は19.7%ということになる。同社が経営体質の強化を図っている最中であることを考えると、配当性向19.7%という数値は、株主還元について真剣に努力をしていると十分に評価できる内容と言えよう。

また、株主優待は、最低取引単位である100株の保有から権利が得られるほか、権利確定を年1回(3月末)から年2回(3月末、9月末)として、より株主優待を得られやすく変更した。内容も、従来の施設利用券に加えて、健康コーポレーションの商品が追加された。選択肢の幅が広がり、北海道外在住の投資家には利便性が増した。


同社の株式を100株購入し、1年以上保有した場合、2015年3月期の予想配当利益金と現状の株主優待策がそのまま維持されるとすれば、実質配当利回りは8.5%ということになる(株価は10月24日の終値に基づく)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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